CAT GETTING OUT OF A BAG

What the tester is thinking.

とちぎテストの会議とはなんだったのか?

とてか02から1週間たちました。おそらく半数くらいの方は(今日はいったい何の集まりなんだろう?)というようなモヤモヤ感を持ったのではないかしらん。それもそのはずで、プログラマ、テストエンジニア、コンサルなどが、いきなり自分たちの日常の話をしだしたら、そうなることは目に見えていました。(そうならなかったら失敗だった!)

 

わたしは、かなーり前(Oracle7とか8の頃)はプログラムをかいたりしてたけど、いまはテストのお仕事だけやってる。専任になってから3年くらいは、開発チームと呼ばれるプロジェクトマネージャやアーキテクトやプログラマとの間に、なんだかよくわからないけど壁みたいなものを感じていて、日々悶々としていました。(それが組織的なものなのか、遠慮とかプライドとか、それ以外の何かとかもわからないまま)

でもその壁がなくなってからは、格段にいいテストができるようになった。どれくらいよくなったか数値を出せ!とたまに言われるけど、まずは自分でそう実感できたことが一番重要で、さらにチーム全員でいいモノを作ろうという雰囲気も高まって、製品自体の質もよくなっていった。(品質という言葉はあんまり使いたくないんだけどあえて使いました)

 

さっき「壁がなくなった」と書いたけど、まるっきりなくなったわけじゃないな。いまは行き来できる壁があって、良い意味での距離感がある。そこは縮めようとは思っていない。

 

領域が違うことを理由(言い訳)に、相手を知ろうとしてなかったのと、わたしもこっちでやりたいテストをちゃんと相手に知ってもらおうとしてなかったのが、壁ができちゃった原因のひとつなんだな。できちゃったというか、自分で壁を作ってた。「なんでテストやるの?」とかいうテストの意味も内容も今とは違かったしなー。いろいろだめだった。

ふとここで、ある特定のクラスタを対象としたイベントや勉強会は日本各地で日々開催されているのに、開発者同士でお互いの領域にちょっと踏み込むような集まりって聞いたことないけど、なんでだろうと思った。

 

そのあたりの思いが今回のコンテンツの根底にあります。

それでタイトルの「とちぎテストの会議とはなんだったのか?」に戻るけど、これは自分で考えてね!