東京都美術館で開催されている「モネ展」をみてきました。とても大きな睡蓮の絵は、近くから見ると「淡い色彩の何か」でしかないのに、数歩下がって全体を眺めると、水面に映る空や、木々の影、池そのものがはっきりと浮かび上がってきます。絵自体はもちろん無音ですが、空や風や水の音が聴こえます。キャンバスを斜めから覗き込むようにして見たときの、絵の具の凹凸やその筆のタッチから、モネ自身がどのような気持ちで描いたのか、想像することができます。
見えないものを見る、聞こえない音を聞く、作者からのメッセージを想像して受け取る。
あれ? Testing に似ていませんか?
こちらの画像は http://www.ntv.co.jp/monet/ からお借りしました