2019年が始まって1か月半が過ぎようとしています。『今年の抱負』のようなものを設定しなくなってからだいぶ経つのですが、今年は50才を迎える記念すべき年なので、何かひとつ新しいことを始めたいな!と思っています。
始めるより終わりにするのが大変
何かを始める時ってそれなりに労力が必要です。始めてからそれを継続するのも大変なんですけど、一番大変なのは(途中で)やめる時です。自分(たち)でやるぞ!と決めたことをやめるわけですから、多少の痛みを伴います。でも痛いのは嫌なので無意識に避けてしまうのか、なかなかやめられないんですよね。
やめどきがわからない(わかりづらい)ケースもありますね。ダイエットなどは目標体重があるので比較的わかりやすいと思いますが*1、チームの風通しを良くするために朝会を導入します!みたいなケースです。風通しが良くなればいいのですが、どうなんでしょうか。
『やめどき』を決める
うちのチームでは、何かを始める時に『うまくいったらどうなるの?』(風通しが良くなるとどうなるのか、どんな良いことが起きるのか)について話します。それと一緒に『やめどき』を決めておく場合があります。最近だと新しい技術に対する調査がそうだったかな。まだ誰も正解を知りません。「調査は明日までね。そのあとはまた考えよう」ー うまくいってもいかなくても「明日まで」というのがとても重要です。これがないと永遠に…ということはないでしょうけど2、3日なんてあっという間に溶かしそうですよね。
朝会の話に戻ると「1か月限定」でやってみるのはどうでしょうか。1か月やったらおしまいです。で、チームのメンバーから「どうしても続けたい。私たちには朝会が必要なんだ!」という声があがったら、また「1か月限定」でやってみるのです。こうすれば(それほど風通しが良くなったわけでもないけど、朝会自体は悪いことではないし…)と、その効果に疑問を持ちつつも何となく続ける、ということがなくなります。
『やめどき』を決めておいたほうが良いケース
- はじめてやるもの
- 正解がわからないもの
- ゴールが設定しづらいもの
- 効果がわかりにくいもの
- 難しそうなもの
- やること自体は悪くない(むしろ良い)もの
- とりあえず始めようとしてるもの
- 熱中してしまうもの
- ずっとやる(継続できる)と思っているもの
- やりたくないけどやらないといけないもの
- やりたいけど躊躇してしまうもの
『やめどき』を決めておくと「やめる時の労力がゼロ」になるだけでなく「何かを始める時のハードル」もちょっぴり下がるような気がしませんか?…というわけで、私も1か月限定でやってみようと思います。体幹を鍛えたい。まずはプランクから!
*1:実はダイエットってやったことがないのであれですが、目標体重になってからもダイエットは続くのでしょうか?体重を維持するためには続くのかもしれませんが、それはダイエットとは言わないのだろうと思い「やめどきがわかりやすい」一例として挙げました。→ 調べました。ダイエットとは「健康または美容上、肥満を防ぐために食事を制限すること。転じて、何らかの方法で減量すること」だそうです。この記事では「目標体重になった。これ以上は減量したくないのでダイエットをやめる」ため「やめどきがわかりやすい」ということにします。(脚注は便利なのでどんどん使っていきたい)