普段、紅茶やルイボスティーを飲むことが多いのですが、猫廼舎さんのコーヒー豆が通販で買えるようになったので、毎日1杯だけハンドドリップする時間を作りました。コーヒーを淹れるときの香りには、人間の脳に働きかける二つの効果(癒しと集中力)があるそうです。
20秒間、時計の秒針を見てるのが辛い
コーヒーを淹れるのは、頭の回転が鈍くなる午後2時から3時くらい。リフレッシュして(午後5時まで)あと1、2個のテーマでテストするぞーと思う時間帯です。
コーヒーを淹れるときの手順はこんな感じ。
- ペーパーフィルターをドリッパーにセットする
- ドリッパーにコーヒーの粉を入れる
- 粉の表面に20cc程度のお湯を注ぎ、20秒ほど蒸らす
- 中心部に「の」の字を描くように、お湯を数回に分けて注ぐ
- できあがり
この手順 3 のとき、ハンドドリップならではのふわっとした良い香りがするのですが、時計(Apple Watch)の秒針を20秒間見てなきゃならない。これが地味に辛い。
20秒たったらお知らせしてくれる Apple Watch アプリを作りました
コーヒーを淹れるときの手順はこんな感じになります。
- ペーパーフィルターをドリッパーにセットする
- ドリッパーにコーヒーの粉を入れる
- 粉の表面に20cc程度のお湯を注ぐ
- Apple Watdh アプリを起動する
- ボタンを押す
- 香りを楽しむ ← ここが重要
- お知らせ(チャイム音と手首トントン)がくる
- 中心部に「の」の字を描くように、お湯を数回に分けて注ぐ
- できあがり
手順が増えたけど(笑)蒸らし時間を気にしないでコーヒーの香りだけを楽しむことができます。
このアプリの特徴やこだわり
- 20秒たったらお知らせすることに特化する
- 視覚以外(聴覚と触覚)でお知らせする
- 時間を設定することはできない(20秒固定)
- アイコンでも20秒以外は対応しないという強い意志を示す
- アイコンの背景色は「モカ」という色を使用(コーヒー豆を意識)
- 画面は見ないので凝ったデザインにしない
- 画面に Button とか Label という文字が表示されていても気にしない *1
問題点:Apple Watch がスリープしてるとお知らせしてくれない
シミュレータでまあまあいい感じに動くようになったので、実機(Apple Watch)にインストールして動作確認をしていたら、20秒たってもお知らせ(チャイム音と手首トントン)してくれないときがあるんですよ。どうやら Apple Watch がスリープしてしまうと通知しないみたい(そうなるように実装しているんだろうけど…)。大問題ですね。アプリを動かしたら Apple Watch がスリープしないように目で監視しなきゃならないわ*2。これでは困ります。
解決方法
そもそもなんでスリープするのか調べていたら、Apple Watch の設定で「タップ時」というものがあるのですね。知らなかった。
「15秒間スリープ解除」というのは「画面が表示されたままになる時間が15秒間」という意味で(分かりづらい)鋭い人はもう分かったと思うけど、この設定を変更しました。
こうすればアプリ起動後、70秒間はスリープ状態に移行しないので問題解決です。(自分のためだけのアプリだから、これで良いことにする)
タップ時の設定をこれまでの15秒から70秒に変えたことで、バッテリーの持ち時間にすこし影響が出るかもしれませんね。Apple Watch がスリープ中でもアプリからお知らせする方法を調べるのは、必要に迫られたらやろう。
新しく覚えたこと
開発環境
その他
来月のとちぎRubyの勉強会 #toruby で Rubyist にコードレビューしてもらおうかな。Swift だけど。前にキッチンタイマー(言語はC#)を作ったとき、みんなにコードを見せたら秒でダメ出しされたので耐性はついてる。
ドリッパーとペーパーフィルターは、こちらで購入したものを使っています。
猫廼舎さんはスイーツも美味しいです。お店に猫はいないけど、猫好きな店主がいます。コーヒー豆はこちらから購入できます。(スイーツと店主の @ogijun さんは通販してません)