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開発ミーティングを途中退出する勇気


朝会、夕会を含め、製品ラインナップ別、さらにはバージョン別に、いろんな開発ミーティング(以降、ミーティング)が開催されます。ここから得られる情報はとても多いのですが、テスターとして全部参加するのは無理なので、選別しています。

いつも参加している定期的なミーティングでも、途中からプログラマー色の濃い、ディープな内容になるときもあって(今日はこのままずっとこの話題だなー)と思ったら、途中で退出します。


そんなことを繰り返していると、ミーティングのはじめの頃の話題が、テスターも知りたいような内容(おそらくテスターにも聞いてほしい内容)になってくるのです。不思議でしょ。

そうそう、ミーティングがはじまる数時間前に「今日は◯◯な話題ですよ」と教えてもらえるときもあります。これは主催者が(もしかしたら、今日の話題はテスターが知りたいレベルの内容ではないかもしれない)と思っているのですね。「それじゃあ、今日は欠席しますね」となる場合もあるし、「少しだけ聞いて、どうするか決めますね」となる場合もあります。


これは、ミーティング中にテスターが質問したり、言葉を変えて聞き直したり、退出することで、

  • どのようなことにテスターは興味を持つのか、知りたいのか
  • そこからどんな風に、テストに展開しようとするのか
  • どのような話題になると(興味を持たなくなって)退出するのか

を、主催者(というか参加者全員)が、自然に学習していると思うのです。


だから(あれ、これはわたしの知りたいレベルの内容ではないかも)と思ったら、最後までじっと聞いてないで、そっと退出するのがいいと思います。


せっかくミーティングに参加させてもらっているのに、途中退出なんてできない(今後、呼んでもらえなくなっちゃうかも…)と、躊躇してしまう方もいるかもしれませんね。わたしもそう思う時期があったので、その気持ちはよく分かります。

有限の時間の中で、やることを選んでいかなきゃならない。全てをテストすることはできません。テストとはそういう「選択の技術」でもあるのは、みなさんご存知のことと思います。ミーティングに対しても同じですね。


今回なぜこんなことを書いたかと言うと、こちらのエントリーを読ませていただいたからでした。

 

いろいろと考えさせられることが多く、とても興味深い内容です。この中で「数多い開発ミーティングに品質メンバーが参加する余裕が全然なかった」と書かれています。詳しい状況は分からないのですが、わたしのミーティングに参加するときのスタンスと、そこから生まれたメリットを紹介し、何かの参考になればいいな、と思いました。